
腸腰筋とは?
背骨の下の方から股関節の内側に付く【大腰筋・小腰筋】
骨盤内側から股関節内側に付く【腸骨筋】の3つの筋肉のことです。
腸腰筋は、≪膝をお腹の方に近づける動き≫と≪骨盤の前傾の動き≫に関与します。
腰痛・坐骨神経痛の原因にも
腸腰筋に負担がかかりすぎたり、硬くなっている状態が続くと腰痛の原因になります。
痛みが強いとお尻や太もものあたりまで、痛みやだるさ・痺れのような症状を出すことがあります。
☑長時間座っていることが多い
☑過度なランニングや、サッカーなどで過度にキック動作を行っている
☑丸くなった状態で寝る(股関節を曲げた状態)
座っている姿勢は股関節を曲げた状態なので、腸腰筋に負担がかかっている姿勢です。
特に長時間の運転ではアクセルブレーキを踏むという動作は細かい股関節の動きがあるため、より腸腰筋に負担がかかります。
また、サッカーのボールを蹴る、ランニングで足を前に出す際に股関節を曲げる動作などが腸腰筋をよく使う動きです。
腸腰筋は腰痛だけでなく姿勢やボディラインに対しても大きな影響を与える筋肉です。
これを機にストレッチすることを心がけましょう!
腰痛持ちの方向け セルフストレッチ
①仰向けで膝を立てる
②骨盤の出っ張り(腸骨棘)の少し内側の筋肉を両手で押さえる
③膝を曲げる→伸ばすを左右10回繰り返す
※動きは小さくても大丈夫です。腰を反らないように注意しましょう。
①脚の幅は肩幅より少し広めで、写真一枚目のような体勢をつくる
②前の脚に向かって、ゆっくり前後×10回
※斜めにお尻をスライドするイメージです。動きは小さく5㎝程度でOK!
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